源泉徴収の甲欄・乙欄と扶養人数の数え方|間違えやすいポイント

源泉徴収の甲欄・乙欄と扶養人数の数え方|間違えやすいポイント

※本稿は一般的な解説です。税額表・税率・制度は年により変わります。実際の計算は必ず最新の国税庁資料・顧問税理士でご確認ください。

目次

甲欄・乙欄は「申告書を出しているか」で決まる

源泉徴収税額表には「甲欄」と「乙欄」があります。どちらを使うかは、その従業員が「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出しているかで決まります。提出していれば甲欄、提出していなければ乙欄を使います。乙欄は甲欄より税額が高くなる仕組みのため、判定を誤ると天引き額が大きくズレます。最初の判定が肝心です。

申告書は「1か所にだけ」提出する

扶養控除等申告書は、主たる給与の支払先1か所にのみ提出します。掛け持ちで働いている人の場合、メインの勤務先が甲欄、それ以外が乙欄になるのが基本です。複数の勤務先で同時に甲欄を使うことはできません。この仕組みを知らないと、判定を間違えやすくなるので注意しましょう。

扶養人数の数え方も間違えやすい

甲欄では、扶養親族等の人数によって税額が変わります。この人数は、配偶者や扶養親族の状況に応じて数えますが、対象になる人・ならない人の判断は意外と複雑です。年齢や所得の条件などもあり、単純に「家族の人数」とは限りません。申告書の内容を正しく反映することが大切で、判断に迷う場合は最新の手引きや顧問税理士で確認しましょう。

年の途中の変更にも対応を

結婚、出産、扶養家族の就職などで、年の途中に扶養の状況が変わることがあります。変更があれば申告書を出し直してもらい、以後の計算に反映する必要があります。古い情報のまま計算し続けると、天引き額が実態と合わなくなるため、変更の都度、最新の状況を反映しましょう。

まとめ:甲乙・扶養判定は「入力するだけ」でミス防止

甲欄・乙欄の判定と扶養人数の数え方は、源泉徴収でつまずきやすいポイントです。申告書の有無や扶養人数を入力すれば、甲欄・乙欄を踏まえた税額が出る計算ツールを使えば、判定ミスによる天引き額のズレを防げます。従業員ごとの管理もしやすくなり、毎月の処理が安定します。


あわせて読みたい関連記事

この記事で紹介したExcelテンプレート

▶ 源泉徴収税額計算ツールの詳細・購入はこちら


(本ファイル:4記事・読みやすさ/信頼性重視・内部リンク欄設置済み)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次